2026/9/1
シニア世代にも、恋愛やパートナーとの暮らしを望む人は少なくありません。
当社が全国の50〜79歳の未婚男女2,000人を対象に行った調査では、60.2%が「恋人・パートナーが欲しい」または「いたら嬉しい」と回答しました。一方、実際に新たな交際相手を探している人は3.8%です。パートナーへの関心はあっても、行動には移していない人が多いことが分かります。
この記事では、調査から見えるシニアの恋愛事情、年代ごとに意識したいこと、恋愛の楽しみ方、相手と出会う方法、金銭や家族に関する注意点を解説します。年齢を理由に諦めるのではなく、自分が望む関係を考えるところから始めてみましょう。
ハハロルは50歳以上の利用者が中心のマッチングアプリです。プロフィールや希望条件などをもとに、AIが相手候補を提案します。
目次
シニアの恋愛事情|データで見る実態

シニアの恋愛に対する考え方は一様ではありません。結婚や再婚を望む人もいれば、一緒に出かけたり、日々の出来事を話したりできる相手を探す人もいます。
まずは、どのくらいの人がパートナーを求めているのか、暮らしや関係の形がどう変化しているのかを見ていきましょう。
- シニアはどのくらい恋愛を求めている?
- 「年を取ったら恋愛は控える」意識はもう古い
- 恋愛・結婚にこだわらない多様な形
シニアはどのくらい恋愛を求めている?
当社調査では、未婚の50〜79歳の60.2%が「恋人・パートナーが欲しい」または「いたら嬉しい」と答えました。男女別では男性66.1%、女性44.0%です。
これに対し、現在新たな交際相手を探している人は全体の3.8%でした。この数字は、シニアの恋愛が少ないことを示すものではなく、関心があっても行動に移せていない人が多いことを表しています。
ただし、登録や活動を始めれば必ず相手が見つかるわけではありません。希望する地域や年代、関係の形に合う出会いの場を選び、自分のペースで活動することが大切です。
「年を取ったら恋愛は控える」意識はもう古い
国立社会保障・人口問題研究所の推計では、単独世帯が一般世帯に占める割合は、2020年の38.0%から2050年には44.3%へ上昇する見込みです。暮らし方が多様になるなか、結婚の有無にかかわらず、気持ちを分かち合える相手を求めることは不自然ではありません。
恋愛をするかどうかは、年齢ではなく本人の意思で決めるものです。「シニアだから控えるべき」と考える必要はありません。一方で、恋愛をしない生き方も同じように尊重されます。周囲の価値観ではなく、自分がどのような関係を望んでいるのかを基準に考えましょう。
出典:国立社会保障・人口問題研究所『日本の世帯数の将来推計(全国推計)令和6年推計』
恋愛・結婚にこだわらない多様な形
シニアのパートナーシップは、法律婚や再婚だけに限られません。婚姻届を出さない事実婚、別々に暮らしながら会う関係、同居を前提としない交際など、さまざまな選択肢があります。
大切なのは、二人が望む距離感や将来像を話し合うことです。会う頻度、住まい、生活費、家族との関わり方などを確認しておくと、認識のずれを防ぎやすくなります。
ただし、法律婚と事実婚では相続や年金などの取り扱いが同じではありません。関係の形を選ぶ際は、気持ちだけでなく制度上の違いも確認してください。
【年代別】シニアの恋愛意識の違い

恋愛に求めるものは、同じ年代でも人によって異なります。「50代はこう」「70代ならこう」と決めつけるのではなく、仕事、健康、家族、住まいなど、それぞれの生活状況を考える必要があります。
ここでは、年代ごとに生じやすい生活上の変化と、交際前に確認したい点を整理します。
50代の恋愛事情
50代は、仕事を続けながら恋愛をする人も多い年代です。子どもの独立、親の介護、離婚後の生活など、置かれている状況には大きな差があります。
交際を始める際は、会える曜日や時間、結婚・再婚への意思、子どもや親との関係を無理のない範囲で確認しましょう。仕事や家庭の事情を尊重し合える相手であれば、生活との両立もしやすくなります。
離婚歴や子どもの有無など、今後の関係に影響する情報を意図的に隠すと、後から信頼を損ねる原因になります。伝える時期や範囲には配慮しつつ、事実は正直に説明することが大切です。
60代の恋愛事情
60代は、退職や働き方の変化によって生活リズムが変わりやすい時期です。自由に使える時間が増える人がいる一方、収入や健康、家族の介護を意識する人もいます。
関係を深める前に、どのくらいの頻度で会いたいか、住まいをどうしたいか、再婚を希望するかなどを話し合ってください。旅行や趣味を一緒に楽しみたい人もいれば、近況を話せる穏やかな関係を望む人もいます。
「同じ年代だから考え方も近い」とは限りません。年齢よりも、生活習慣やお金の使い方、将来への考え方が合うかを確かめましょう。
70代以降の恋愛事情
70代以降も、恋愛やパートナー探しに年齢の上限はありません。ただし、健康状態、移動手段、住まい、家族との連絡方法など、生活に関わる確認事項は増えてきます。
無理な外出予定を組まず、通院や体調に配慮しながら会うことが大切です。関係が深まった場合は、緊急時の連絡先や家族への紹介についても話し合っておくと安心です。
再婚や同居を考えるなら、財産、相続、介護をどちらか一方に任せきりにしないよう注意してください。恋愛の楽しさと生活上の備えを分けず、二人で確認しながら進めましょう。
シニアが恋愛をする5つのメリット

恋愛から得られるものは人によって異なり、必ず健康や幸福につながるわけではありません。それでも、信頼できる相手との交流が、日常の楽しみや外出のきっかけになることはあります。
- 孤独感がやわらぎ心が充実する
- 生活に張り合い・生きがいが生まれる
- 健康・若々しさにつながる
- 身だしなみや外見への意識が高まる
- 支え合いで老後の不安が軽くなる
孤独感がやわらぎ心が充実する
内閣府の2024年調査では、「しばしば・常に」「時々」「たまに」孤独を感じると答えた人を合計すると39.3%でした。孤独感はシニアだけの問題ではなく、幅広い年代に見られます。
話を聞いてくれる相手や、日々の出来事を伝え合える相手がいることは、社会とのつながりを保つ一つの方法です。ただし、恋人ができれば孤独が必ずなくなるわけではありません。友人や家族、地域とのつながりも大切にしながら、関係を育ててください。
出典:内閣府『孤独・孤立の実態把握に関する全国調査(令和6年)調査結果のポイント』
生活に張り合い・生きがいが生まれる
会う予定や共通の趣味があると、日々の過ごし方に変化が生まれます。一緒に食事をする、季節の行事へ出かける、電話で近況を話すなど、特別な計画でなくても構いません。
二人で楽しめることを少しずつ増やすと、次に会うきっかけもつくりやすくなります。一方の希望だけで予定を決めず、体調や予算を確認しながら計画しましょう。
健康・若々しさにつながる
パートナーと出かけることで、それまで行かなかった場所や、新しい趣味に触れる機会が生まれる場合があります。散歩や美術館、食事など、体力に合った外出で十分です。
健康への効果を期待して無理をする必要はありません。歩く距離、休憩場所、交通手段を確認し、二人が負担なく楽しめる内容を選んでください。
身だしなみや外見への意識が高まる
誰かと会う予定は、服装や髪型、清潔感を見直すきっかけになります。高価な服や年齢より若く見せる装いは必要ありません。
手入れされた髪、清潔な服、整えた爪など、基本的な身だしなみを意識するだけでも印象は変わります。相手のためだけではなく、自分が気持ちよく過ごせる範囲で整えましょう。
支え合いで老後の不安が軽くなる
信頼関係が深まると、住まいや健康、これからの暮らしについて話せるようになります。気持ちを共有できる相手がいることは、将来を考えるうえでの支えになる場合があります。
ただし、介護や緊急時の対応をパートナー一人に任せるのは避けてください。65歳以上の一人暮らしは今後さらに増えると推計されています。家族、友人、公的な相談窓口なども含め、複数の連絡先や支援先を確保しておくことが大切です。
シニアの恋愛の楽しみ方|日常を豊かにする方法

シニアの恋愛では、若い頃と同じ過ごし方を目指す必要はありません。お互いの体調や生活リズムを尊重し、負担なく続けられる方法を選びましょう。
- 一緒に楽しめる趣味・習い事を持つ
- 日帰り旅行・ドライブなど気軽なデート
- 手をつなぐ・電話などささやかな触れ合い
- SNS・動画で共通の話題を楽しむ
- 無理のないペースで関係を育てる
一緒に楽しめる趣味・習い事を持つ
共通の趣味があると、会話や外出のきっかけをつくりやすくなります。旅行、グルメ、カメラ、園芸、音楽、映画など、二人が興味を持てるものを探してみましょう。
同じ趣味を持っていなくても、相手の好きなことに関心を向けるだけで会話は広がります。無理に合わせるのではなく、互いの好みを尊重することが大切です。
日帰り旅行・ドライブなど気軽なデート
デートは、散歩、カフェ、美術館、季節のイベントなど、短時間から始められます。日帰り旅行やドライブを計画する場合は、移動時間や休憩場所も確認してください。
初めて会うときは、昼間の人目がある場所を選び、帰宅時間を決めておくと安心です。自分で帰れる交通手段を確保し、住所や詳しい資産状況などを急いで伝えないようにしましょう。
手をつなぐ・電話などささやかな触れ合い
手をつなぐなどの身体的な触れ合いは、必ず相手の意思を確認してください。親しくなったからといって、相手も同じ距離感を望んでいるとは限りません。
電話やメッセージの頻度についても同様です。毎日連絡を取りたい人もいれば、数日に一度が心地よい人もいます。返信を急かさず、二人に合った方法を見つけましょう。
SNS・動画で共通の話題を楽しむ
SNSや動画は、離れている時間にも共通の話題を持てる手段です。旅行先の写真や興味のある動画を送り合えば、次の会話につながります。
ただし、相手の写真や個人情報を許可なく投稿してはいけません。位置情報が分かる写真や、自宅周辺が特定できる画像の共有にも注意してください。
無理のないペースで関係を育てる
恋愛を始めたからといって、すぐに再婚や同居を決める必要はありません。相手の言動に一貫性があるか、お金や家族への考え方が合うかを、時間をかけて確認しましょう。
自分の趣味や友人関係を手放さず、これまでの生活も大切にしてください。二人の時間と一人の時間を両立できる関係は、無理なく続けやすくなります。
シニアが恋愛相手と出会う方法5選

出会い方に正解はありません。利用できる時間や予算、結婚への意思、人との交流が得意かどうかによって、向いている方法は変わります。
- 同世代向けのマッチングアプリ
- 結婚相談所・婚活サービス
- 婚活パーティー・イベント
- 趣味・地域のコミュニティ
- 友人・知人の紹介
同世代向けのマッチングアプリ
マッチングアプリは、居住地や年齢、趣味などから相手を探せる方法です。日常生活では接点のない人とも知り合えます。
同世代向けのマッチングアプリであれば、理想とするお相手も探しやすくなるでしょう。登録前に対象年齢や本人確認の方法、料金、通報・ブロック機能を確認するのがおすすめです。
ハハロルは50歳以上の利用者が中心となっており、プロフィールや希望条件などをもとにAIが相手候補を提案します。無料登録後に、希望する地域の利用者や操作方法を確認できます。
結婚相談所・婚活サービス
結婚相談所は、担当者の支援を受けながら結婚相手を探せる方法です。必要な証明書、紹介方法、サポート内容、料金は相談所によって異なります。
入会金や月会費だけでなく、成婚料、休会費、解約条件も確認してください。再婚やシニア婚の支援実績があるか、希望する年代の会員がいるかも比較しましょう。
婚活パーティー・イベント
婚活パーティーは、複数の相手と対面で話せる方法です。シニア限定や年代別の企画を選ぶと、希望する年代の人と会いやすくなります。
限られた時間で判断を急がず、気になる相手とは後日あらためて話す機会を持ちましょう。主催会社、本人確認の有無、キャンセル規定も事前に確認してください。
趣味・地域のコミュニティ
習い事、サークル、ボランティアなどでは、共通の活動を通じて自然に交流できます。恋愛だけを目的にせず、活動そのものを楽しめる人に向いています。
参加者全員が出会いを求めているとは限りません。相手の意思を尊重し、断られた場合は繰り返し誘わないようにしてください。
友人・知人の紹介
友人や知人からの紹介は、共通のつながりがあることが特徴です。相手を探していることを身近な人に伝えると、紹介につながる場合があります。
ただし、知人からの紹介だから安全、相性が良いとは限りません。連絡や面会は自分の意思で進め、断りたいときは遠慮せずに伝えましょう。
シニアの恋愛で気をつけたい注意点

シニアの恋愛では、恋愛感情を利用した詐欺や金銭トラブルに注意が必要です。再婚や同居を考える段階では、相続や年金、家族との関係についても確認しましょう。
- ロマンス詐欺・金銭トラブルを避ける
- 相続・年金など法的・経済面の配慮
- 家族・子世代の理解を得る
ロマンス詐欺・金銭トラブルを避ける
警察庁は、SNSやマッチングアプリで知り合った相手が恋愛感情や親近感を利用し、投資や送金を求める「SNS型ロマンス詐欺」について注意を呼びかけています。
次のような相手には注意してください。
- 会う前から強い好意や結婚の意思を伝えてくる
- すぐにLINEなど外部の連絡手段へ移ろうとする
- 投資や暗号資産で利益が出ると勧誘する
- 旅費、医療費、荷物の手数料などを求める
- 出金や返金のために追加送金が必要だと言う
本人確認のあるサービスでも、詐欺を完全には防げません。金銭の話が出たら送金せず、やり取りを中止して運営者へ報告してください。不安がある場合は、警察相談専用電話「#9110」または消費者ホットライン「188」へ相談できます。
出典:警察庁『SNS型ロマンス詐欺』/国民生活センター『ロマンス投資詐欺が増加しています』
相続・年金など法的・経済面の配慮
再婚や事実婚、同居を考える場合は、住まい、生活費、財産、借金、相続について確認しておく必要があります。交際相手に通帳や印鑑、キャッシュカードを預けたり、急いで共同口座を作ったりするのは避けてください。
民法上、法律上の配偶者は常に相続人となります。一方、事実婚のパートナーは法律上の配偶者としての法定相続人には含まれないため、財産を残したい場合は遺言などの準備を検討する必要があります。
遺族年金は制度ごとに要件があり、事実婚関係でも、関係の実態や生計同一関係などの認定が必要になる場合があります。「籍を入れていないから必ず受け取れない」「同居していれば必ず受け取れる」とは判断できません。
再婚や同居を決める前に、相続は弁護士や司法書士、公証役場、年金は年金事務所など、内容に応じた窓口へ相談してください。
家族・子世代の理解を得る
成人同士の交際に、家族の許可が必要なわけではありません。ただし、再婚、同居、住まいの変更、介護、財産などに影響する関係になった場合は、適切な時期に家族へ伝えることを検討しましょう。
子どもが金銭トラブルや介護の負担を心配することもあります。反対された場合は感情的に対立せず、何を不安に感じているのかを確認してください。
一方で、交際を始めてすぐに家族へ紹介する必要もありません。まずは本人同士で信頼関係を築き、将来について話せる段階になってから伝える方法もあります。
シニアの恋愛に関するよくある質問

シニアの恋愛について生じやすい疑問に回答します。
何歳まで恋愛できる?
恋愛に年齢の上限はありません。健康状態や生活環境に配慮しながら、本人同士が納得できる関係を築くことが大切です。
年齢だけを理由に諦める必要はありませんが、相手が望んでいないのに交際を迫ってはいけません。何歳であっても、互いの意思と尊重が前提になります。
シニアはどのくらい恋愛している?
当社調査では、未婚の50〜79歳の60.2%が恋人・パートナーを希望する、または「いたら嬉しい」と答えています。一方、実際に新たな交際相手を探している人は3.8%でした。
60.2%は「現在交際している人の割合」ではありません。パートナーへの関心と、実際の活動状況は分けて見る必要があります。
恋愛が長続きするコツは?
お互いの生活リズムを尊重し、連絡や面会の頻度について話し合うことが大切です。健康、家族、住まい、お金など、将来に影響することも少しずつ確認しましょう。
不満や違和感を我慢し続けるのではなく、落ち着いて伝えることも必要です。一方だけが無理をする関係ではなく、双方が安心できる距離感を探してください。
結婚しない交際でも大丈夫?
二人が納得していれば、結婚や同居を前提としない交際も選べます。別々に暮らしながら会う、事実婚として生活するなど、関係の形は一つではありません。
ただし、法律婚と事実婚では相続や年金などの扱いが異なります。長期的な関係を考える場合は、住まい、生活費、緊急時の連絡、財産の扱いについて話し合っておきましょう。
まとめ|シニアの恋愛は人生を豊かにする楽しみ

シニアの恋愛に、決まった年齢や形はありません。結婚や再婚を目指す人もいれば、別々に暮らしながら食事や趣味を楽しむ関係を望む人もいます。
当社調査では、未婚の50〜79歳の60.2%が恋人・パートナーを希望する、または「いたら嬉しい」と答えました。一方、実際に新たな交際相手を探している人は3.8%です。関心があっても行動していない人が多いことが分かります。
出会いを探すときは、年齢層や目的の合う場所を選び、相手のペースを尊重してください。初対面は人目のある場所を選び、投資や送金の依頼には応じないことも重要です。再婚や同居を考える段階では、相続や年金についても確認しましょう。
ハハロルは、50歳以上の利用者が中心のマッチングアプリです。プロフィールや希望条件などをもとに、AIが相手候補を提案します。まずは無料登録後に、希望する地域の利用者や使い方を確認してみてください。